2015年2月28日土曜日

シュヴァンクマイエル! シュヴァンクマイエル!

チェコの生んだ鬼才、世界的な映像作家であるヤン・シュヴァンクマイエルの映画祭名付けてシュヴァンクマイエル映画祭2015が開催されます。しかし、なんのひねりもないネーミングだな、こりゃ(笑)





言わすもがなの作品を中心に、 長編のみならず短編や関連作品などなど、一挙上映です。しかも、ですよ。しかも東京、大阪、京都、神戸で開催!! つーか、東京じゃもう始まってるのね!



とりあえず、貼っておきますね〜 。こんな感じです(笑)




 
しかも今回は映像作品のみならず美術作品も公開されます。シュヴァンクマイエルの根源に迫る企画と言えそうです♪







詳しくはこちら → http://svank2015.jimdo.com/

2015年2月18日水曜日

稀覯本!

なかなかお目にかかることのない稀覯本。じつはあと2週間ほどで、世界中からこの稀覯本というヤツが、東京に集まってくるのですよ。名付けて、ABAJ創立50周年記念国際稀覯本フェア2015 日本の古書 世界の古書 長っ(笑)

これ、毎年かどうかわかんないんですが、いままでにも何度かやってるみたいです。ちょっと素見しながら見に行ってみたい…と思ってました、はい。特設HPに出品図書がちらりと載っていますが…


オーデュポンの「アメリカの鳥」
             製版本 半皮装 4,536,000円
 

夏目漱石草稿 『琴の空音』 13,000,000円




            源氏物語  54冊   27,000,000円!

いや、もちろん百万円以下のものもありますよ。でも、なんか、こういうの見てると、『300万円? 安いじゃない!』なんて感覚になります。感覚になるだけで、決してかえないんですけどね(笑)やっぱり、こういう危険なフェアには近づかないのがいちばん!?

それでも近づきたい方はこちらからどうぞ → http://www.abaj.gr.jp/special/vol001/index.php

目録だけで満足したい人はこちら → http://www.abaj.gr.jp/special/vol001/index.php


2015年2月14日土曜日

あなたのお名前、なんてぇ〜の?

週に一二度、仕事帰りに古本の大手チェーン店を巡回します。もちろん中心は100均コーナーと児童書の棚なんですが、これがけっこうね、いいんです。単純に高価な本を108円でゲトしたと言う話だったら、まあ、ある話です。今回はそこで見つけた『サイン本』でございます。

たとえば、虫の弁護人としてご活躍中の澤口たまみ先生。1995年刊行の『何てったって、虫が好き!』です。カバー・挿絵はあべ弘士ですね〜。初版なのに刊行から5年後にサイン??


児童文学者の松居友氏は同じく松居直氏の息子さんで、児童文学に関する著作が多数あります。講演会もたびたび行っており、これはそんなところでいただいたサインでしょうか。『私の絵本体験』ですが、一言添えてあるのが人柄をしのばせますが、斎藤◯◯◯さんは手放してしまったんですね(笑)



世界的な昔話研究家(グリム童話の世界的な権威)で、専門書とともに昔話をあつかった絵本や児童文学などの著作も多数ある小澤俊夫先生。このかた、世界的な指揮者小澤征爾さんのお兄さんでもあります。で、小澤健二、あのオザケンのお父さんです(笑)もうご高齢なので、最近はほとんど講演活動を行っていないようですが、かつては精力的に講演活動を行っており、 これもそんなところでいただいたサインでしょうか。『こんにちは、昔話です』ですが、これ2010年9月3日ですかね?







有名なところではこんな方のサイン本も。というか、本も出していたんですね。可愛いサインなんですが、この本『自分へのごほうび』自体は文章のみのエッセイ集で、まことに残念ながら写真は収録されておりません(笑)



マイナーなところでは、三宅勇三さんの署名本があります。というか、献呈本ですね。三宅勇三さんって、だれ?元キリンビールの常務取締役 の方だそうで、ビールレーベル興亡史という著作もあるようですが、主に釣魚に関する本と紀行文を多数著しているようです。これをまとめてげとしたことがあります。

『川魚歳時記』『話の種拾遺』『インド、モンゴル、トルコ紀行』『堀光亀自叙伝』の4冊ですが、いやあ、どなたか知り合いがうちの近所にいらっしゃったんですかね(笑)


で、で、極めつけは『白いレクイエム』です。ブッキングさんからの復刊とはいえ、大海 赫さんと西岡兄妹は西岡千晶さんの夢のコラボ。お話自体も胸の締め付けられるような甘く切ない話なんですが、なんとこれもサイン本。うちは果報にしてますが、ひなぎく様はなんで手放すかなぁ…


しかし、カワイイ♪


2015年2月10日火曜日

再びのじんぶん じんぶん? 人文!

文系が低調冷遇されている今日この頃、みなさんいかがおすごしでしょうか?

そんなかなでも、一人?気を吐く紀伊国屋書店(笑)今回も人文ネタをかましてくれました。題して紀伊国屋人文大賞!というか、もう5回目なんですね。知りませんでした…

さて、読者が選ぶ紀伊国屋書店人文大賞ですが、30+1タイトルが選ばれています。順位は付けられていますが、どれもこれもそれぞれのジャンルでのNo.1ということでいいんじゃないでしょうか?人文だけあっていまどきなかなか硬派な!ラインナップですね〜。

私が気になるのは、『思考の取引―書物と書店と』『日本思想全史』『浮浪児1945‐―戦争が生んだ子供たち』あたりですかね〜。

で、受賞作品はなんだって?それはご自身でお確かめください!
  → https://www.kinokuniya.co.jp/c/20150205120049.html


さらに、ノミネート作品はこちら♪
  → https://www.kinokuniya.co.jp/c/20141212173445.html

2015年2月8日日曜日

まずは知ることからはじめよう!

いま、何かと取りざたされるイスラーム文化については、我々にはそう馴染みのあるものではありません。でも、その思想やl行動の中心となっているのがクルアーン(コーラン)であることは、皆さんんご存知でしょう。そんなクルアーンですが、東洋文庫ミュージアムでは、現在秘蔵のクルアーンを展示中です!



もちろん、クルアーンには邦訳もあります。ただ、なかなか買って読むまでには行かないですよね(笑)じゃあ、まずは『見てみる』というのはいかがでしょう?イスラームの人々の、クルアーンに対する並々ならぬ思いがそこから読み取れるでしょう!






ガイドツアーもあるよいうですので、ぜひぜひ!

詳しくはこちらからどうぞ → http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/exhibition.html

2015年2月3日火曜日

火の用心!!


米国議会図書館に匹敵するといわれる、ロシア科学アカデミー付属社会科学学術情報研究所の図書館で火災が発生し、1000万点にのぼる蔵書に甚大な被害があったようです。蔵書の15%が消火活動による水損を受けたと見られるというアナウンスがあります。

ここは社会科学については世界屈指の図書館で、スラブ語文書の所蔵数では世界一ともいわれているそうです。焼失ならともかく、水損だったらレスキューできるものがありそうな期もするけれど。それがわずかであっても世界の財産だと思えば、やはり各国から手をさしのべる必要があるだろう!

詳しくはこちら → http://www.afpbb.com/articles/-/3038409